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2004年08月20日(金) 16時46分

温泉虚偽表示 県が「調整会議」−−「不審情報窓口」を設置 /静岡毎日新聞

 温泉の偽装表示が県内でも発覚したことを受け、県は19日、不審情報の収集や対応にあたる「県温泉表示適正化連絡調整会議」(委員長・渡辺登県民生活総室長)を設置した。初会議では、不正発覚には広く情報を求めることが不可欠として、20日から「温泉表示不審情報窓口」を置くことを決めた。
 会議の冒頭で、舘山寺温泉の旅館「やすらぎの宿大草荘」と弁天島温泉の「ホテル白砂亭」「浜名湖観光ホテル開春楼」で水道水や井戸水を使いながら「温泉」と宣伝していたことが報告された。渡辺委員長は「静岡県でも発覚し誠に残念だが、真しに受け止めている。温泉観光地日本一の静岡として利用者の不信感を取り除くよう努めたい」と述べた。
 県内の温泉地の実態把握については、県民生活室が旅館組合や観光協会が持つ施設の資料と収集したパンフレットを照らし合わせ、適正ではないと認められた施設には立ち入り調査する。
 不審情報窓口は、電話などで情報が寄せられた場合、県民生活室や生活衛生室を中心に情報管理を一元化する。表示が温泉と思い込ませたり偽ったりしていないかなどのほか、施設が温泉の使用許可を受けているかも調べ、行政センターや健康福祉センターなどにも窓口を置く。問い合わせは県民生活室(054・221・3690)【鈴木梢】

8月20日朝刊 
(毎日新聞) - 8月20日16時46分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040820-00000106-mailo-l22