2004年08月20日(金) 01時31分
鳥取・三朝温泉のホテル、9割の“水増し”で営業(読売新聞)
鳥取県三朝(みささ)町の三朝温泉内のホテルが約2年間、温泉を9割方、水で薄めて営業していたことが19日、わかった。
温泉の表示はやめていたが、観光パンフレットに他の温泉旅館と一緒に紹介されており、同温泉旅館協同組合は「道義上好ましくない」として、ホテルに改善を指導した。ホテル側は「三朝温泉の名前を汚し、申し訳ない」と謝罪し、湯量を元に戻した。
ホテルの説明によると、1988年の開業当時から町営温泉スタンドで購入した湯を男女別の内湯に5割以上入れていたが、コストの問題で約2年前から湯量を減らし、効能を書いた看板を撤去していた。入湯税は徴収し、町に納めていたという。
(読売新聞) - 8月20日1時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040819-00000215-yom-soci