2004年08月20日(金) 04時05分
ドン・キホーテ 深夜の医薬品販売、全店で実施へ 薬剤師の確保めど(産経新聞)
ディスカウントストアのドン・キホーテは十九日、テレビ電話を使った深夜の医薬品販売をほぼ全店で実施する、と発表した。
医療分野の人材コンサルティング会社「アイロム」(東京)と薬剤師の派遣で提携することにより、不足していた薬剤師の確保にめどがついたため。
ドン・キホーテはこれまで全国九十七店舗のうち十店舗で深夜・早朝にテレビ電話を使った医薬品の販売を行っていた。アイロム子会社から薬剤師の派遣を受けることで、全店舗で二十四時間医薬品が販売できる体制が整ったとしている。
同日記者会見した安田隆夫社長は「最終的にはドン・キホーテの店舗と切り離すことも考えている」とし、専門店としての展開を検討していることを明らかにした。
同社は昨年八月にテレビ電話を通じて薬剤師の助言を受ける医薬品の販売を始めたが、厚生労働省から薬剤師の常駐を義務付けた薬事法に違反する恐れがあるとの指摘を受けいったん中止。その後、規制緩和の観点から午後十時−翌午前六時に限ってテレビ電話販売が認められ、今年五月に再開していた。
(産経新聞) - 8月20日4時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040820-00000003-san-soci