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中日新聞社は１９日付の社告で、同社発行の出版物２冊に著作権侵害があったとして、出荷を差し止め、絶版にしたことを明らかにした。
同社によると、２冊は、０１年に同紙文化面に連載され、０２年に発行された野村哲也写真・文「悠久のとき」と、０３年から０４年にかけて月刊「岳人」に連載され、今年６月に発行された同「アンデス いのちの環」。
ともに、写真家の故・星野道夫氏の著作物と同一または類似の表現が多数あると１１日に星野氏の事務所から指摘があり、野村氏が認めたことで処置を決めたという。
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〈鈴木鉄・中日新聞社出版開発局長の話〉版元の責任を重く考えています。星野氏の関係者のみなさまはじめ、各方面にご迷惑をおかけしたことをおわびいたします。
(08/19 10:38)