2004年08月19日(木) 16時45分
架空請求で、118万円だまし取られる−−上野原町の男性 /山梨(毎日新聞)
16日、上野原町の男性会社員(46)宅に「電子消費料金未了」と意味不明の記載がされた架空請求のはがきが届いた。2回にわたり計118万円を振り込み、全額をだまし取られた。
上野原署によると、はがきは16日、男性の妻あてに届き、男性が連絡先に電話すると、男の声で「不良債権があり、訴訟準備に入っている」と39万円を払うよう指示された。男性はインターネットのプロバイダーを変更したばかりで、その未払いがあると思いこみ、全額振り込んだ。17日になって業者から「債権が回収業者に回されてしまった。手数料78万8000円が必要」という電話があり、男性は再び送金。翌18日にも電話で「回収業者は悪徳業者で、不当請求の裁判を起こしたい」と弁護士費用を請求され、80万円を振り込もうとしたが、指定口座が凍結されていたため、だまされたことに気付いた。詐欺事件として捜査している。【鷲頭彰子】
8月19日朝刊
(毎日新聞) - 8月19日16時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040819-00000065-mailo-l19