2004年08月19日(木) 21時58分
「温泉」問題、箱根の6軒でも紛らわしい表示(読売新聞)
神奈川県箱根町と箱根温泉旅館協同組合は19日、町内の旅館やホテルなどを調査した結果、6軒が水道水や井戸水を使いながら、鉱石や湯の花を利用し、「温泉」と受け取られるような紛らわしい表示をしていたと発表した。
6軒のうち5軒は、井戸水などを鉱石に通して「薬用ミネラル泉」「弱アルカリ天然温泉」「天然ラジウム温泉」などと、1軒は湯の花を加えて「湯の花風呂」と表示していたという。
調査対象は旅館・ホテル182軒、民宿33軒、ペンション23軒、日帰り入浴施設22軒の計260軒。このうち28軒が温泉ではなかったが、6軒を除いて不当表示はなかったという。
聞き取り調査に対し、6軒は「利用者に説明している」などと答えているというが、町では「勘違いされないような表示方法をし、信頼される観光地になるよう努力していく」としている。
(読売新聞) - 8月19日21時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040819-00000313-yom-soci