2004年08月19日(木) 17時02分
温泉施設を立ち入り調査 入浴剤問題など受け−−府と京都市 /京都(毎日新聞)
温泉利用施設での入浴剤の使用や水道水の加熱などが全国的に問題となっていることを受け、府は19日から府内の温泉利用施設(京都市を除く)の集中調査を始める。18日、発表した。また、京都市も同日、市内の温泉利用施設の立ち入り調査を始めた。
いずれの調査も、消費者の温泉への関心が高まる中、温泉利用にあたっての安心・安全と信頼を確保するのが狙い。
対象は、温泉法に基づき温泉の利用許可を受けている旅館や日帰りの入浴施設で、府は来月1日までに194カ所、市は今月末までに21カ所をそれぞれ調査する。
府保健所や市の職員らが施設に立ち入り、どのように源泉を引いているのか、温泉成分などに実際と異なる表示はないか——など利用状況や安全管理の実態を聞き取り調査する。結果は公表する方針。【横田美晴】
8月19日朝刊
(毎日新聞) - 8月19日17時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040819-00000222-mailo-l26