2004年08月19日(木) 22時36分
<温泉偽装>7施設で8日間以上清掃せず 群馬・伊香保(毎日新聞)
群馬県の伊香保温泉で一部宿泊施設が水道水などを使用しながら「温泉」などと表示していた問題で、施設への聞き取り調査を行っていた伊香保町は19日、8日間以上、湯を抜いて清掃をしていない施設が7軒あったと発表した。うち1軒は約半年間に1度しか湯を入れ替えていなかった。7軒の中には温泉使用の施設も含まれている。
同町などによると、厚生労働省は、連日使用できる循環式の場合も、少なくとも1週間に1回、湯を入れ替えて清掃しなければならないとの指導基準を設けている。同町は7軒がどのような清掃を行っていたか、さらに詳しく調べることにしている。
また、新たに入浴剤を使用している施設が1軒あることが判明したほか、関口俊二町長と町議会議長、町議(元議長)がそれぞれ経営していた施設でも、以前、入浴剤を投入する装置を使用していたことも分かった。同町は調査結果を順次、施設名を含め町のホームページで公表することにしている。【山田泰蔵】
(毎日新聞) - 8月19日22時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040819-00000128-mai-soci