2004年08月19日(木) 23時01分
温泉ないのに「協力費」=利用者から4600万円−ホテルなどに徴収要請・箱根町(時事通信)
神奈川県箱根町は19日、温泉のない町内の旅館・ホテルなどに対し、入湯税と同様に利用者から「観光協力費」(1人150円)を徴収するよう要請していたことを明らかにした。町は徴収した協力費を入湯税に紛れ込ませて会計処理し、法的根拠のないまま町の施設整備に充てていた。
記録がある1994年以降、総額は約4600万円(30万6000人分)に上るという。
町は「会計処理上、問題があった」として協力費を廃止する方針。地方自治法に触れる恐れもあるといい、今後、徴収した協力費を利用者に払い戻すかどうかを含め検討する。
(時事通信) - 8月19日23時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040819-00000335-jij-soci