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偽造のキャッシュカードを使って、何者かに銀行口座から多額の預金を引き出されたとして、講談社元取締役の鈴木富夫さん(64)が東京三菱、三井住友の両銀行を相手取り、引き出された約3200万円の返還を求める訴訟を19日、東京地裁に起こした。
訴状によると、鈴木さん名義の二つの口座から、何者かが今年3月2〜10日、139回にわたり、関東や関西の現金自動預け払い機(ATM)を使って現金を引き出していた。本物のカードは鈴木さんの手元に残っており、鈴木さん側は、本物のデータを移し取った偽造カードが使われたと主張。「十分な対策をとってこなかった銀行に責任がある」と訴えている。
両行は「訴状を見ていないのでコメントできない」と話している。(08/19 20:56)