2004年08月18日(水) 20時24分
１００人から５億超取り立て システム金融業者を逮捕（共同通信）
複数の業者名を使い、中小企業経営者に高金利で現金を貸し付ける「システム金融」を営んだとして、大阪府警悪質金融事犯特別取締本部は１８日、出資法違反（高金利）容疑で大阪市西区新町、自称貸金業竹中一朗容疑者（３１）と従業員ら３人を逮捕した。
竹中容疑者らは８つの店名で、貸付金回収用に２５口座を開設。口座には３２都府県の１０６人から計約５億７０００万円の入金があり、同本部は余罪を追及する。
調べでは、３人は「グッドリッチ」「トキワ開発」などの店名を名乗り、３月から６月にかけて、広島市の会社経営者の男性（６２）ら３人に計９４万５０００円を貸し付け、最高で法定金利の約３７倍の利息計約２１万円を受け取った疑い。
竹中容疑者は調べに「一発当てて大もうけしたかったので、悪いと知っていてやった」と供述しているという。
（共同通信） - 8月18日20時24分更新
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