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三菱自動車製の大型車の金属部品「ハブ」の欠陥問題で、三菱ふそうトラック・バスは18日、暫定対策の交換部品としてきた最新型のF型ハブで「十分な強度が確認できた」と発表した。横浜市の母子死傷事故を起こしたD型ハブの約2倍の強度を確認したという。この結果、リコール(無償回収・修理)対象だった約6万7000台のうち、F型への交換を確認した約4万9000台のリコールが完了したことになる。
しかし、初期のF型は材料の強度が不足しているといい、同社は19日、大型車2358台について最新型に交換するリコールを届け出る。国土交通省はこの届け出を受けて、最新のF型を恒久対策品として認定する。
一方で同社が予定しているリコール対象の欠陥が原因と見られる事故が7月に2件相次いでいたことも明らかにされた。同28日、北九州市の北九州都市高速道路で大型トレーラーのプロペラシャフトが脱落して後続車が乗り上げ、同31日には大分県中津市で大型トラックが炎上した。シャフトをつなぐ部品のゆるみやエンジンの回転数が下がらなかったことが原因で、同社は両欠陥のリコールを9〜10月に届け出る予定でいる。
(08/18 21:37)