2004年08月17日(火) 07時03分

秋田県も温泉調査へ　県内４５０施設を聞き取り（河北新報）

　長野県の白骨温泉など全国の温泉で入浴剤使用や虚偽表示が問題となっているのを受け、秋田県は来週にも、県内で温泉法や公衆浴場法の許可を受けている約４５０施設の実態調査を始める。虚偽表示の疑いがあれば、景品表示法に基づく立ち入り調査を行い、改善指示を出す。

　調査は、県内８保健所を通じて温泉組合などから聞き取りをし、関係書類を精査する。調査事項は（１）水道水を沸かしただけで、温泉許可がないのに「温泉」と表示していないか（２）入浴剤を入れていないか—など。
　環境省は、今週中にも全国の温泉利用施設を対象に一斉にアンケートを実施する。寺田典城秋田県知事は１６日の定例記者会見で「県内の温泉の信頼を失ってはならない。独自調査は必要だ」との考えを示した。
（河北新報）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040817-00000005-khk-toh