2004年08月17日(火) 20時47分
<個人情報流出>DCカード会員48万人分(毎日新聞)
7月上旬に発覚した顧客34人分の個人情報流出について調査してきた大手クレジットカード会社「ディーシーカード」(DCカード、本社・東京、会員数980万人)は17日、合計で約48万人分の個人情報が外部に漏れた可能性がある、と発表した。
同社は7月上旬、外部の人間から「個人情報が流出している」と連絡を受け、顧客34人分のリストを入手。社内調査したところ、01年10月に生命保険商品のダイレクトメールを送るために作った47万7959人分の顧客リストに34人の情報が含まれていたことが判明した。同社はこのリストが流出した可能性が高いと判断している。
個人情報が流出した可能性があるのは01年9月20日以前に入会した現在36〜56歳の会員。氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、電話番号とカード番号、利用金額が流出した可能性がある。
同社は、対象者約48万人には謝罪文と500円分の金券を送り、新しいカードも発行する。同社の対応費用は5億円に上るとみられる。流出原因は特定できていないが、同社は「社内で漏れた可能性が高い」とみている。問い合わせはDC特設ダイヤル(0120・563・170)。【常陸佐矢佳】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040817-00000103-mai-soci