2004年08月15日(日) 01時09分
福井・芦原温泉の旅館2軒、井戸水沸かして「温泉」(読売新聞)
福井県あわら市の芦原温泉の旅館2軒が温泉法に基づく県の許可を取らずに井戸水を沸かして使っていることが14日、分かった。
パンフレットなどには温泉の効能などを記しており、県は近く、不当景品類及び不当表示防止法違反の疑いで、立ち入り調査する。
県などによると、2軒はそれぞれ、泉質を「弱アルカリ低張性温泉」「ナトリウム泉」とし、効能を「リューマチ、胃腸病」などとうたっている。
うち1軒は「約30年前に温泉用の井戸を掘ったが、許可申請しなかった。成分分析で、温泉の要件は満たしており、今年4月に県に許可申請した」と話している。もう1軒は、3年前に経営者が変わり、新たに井戸を掘ったが、許可を取っていなかった。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040814-00000513-yom-soci