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2004年08月14日(土) 12時27分

バナナ入荷日も偽装 荷主の指示で大阪市三セク共同通信

 ブロッコリーの産地偽装が発覚した大阪市の第三セクターの荷役会社「大阪港埠頭(ふとう)ターミナル」が南米産バナナの入荷日を偽り、在庫品を実際より新しく見せかけて出荷していたことが14日、分かった。
 ブロッコリーの偽装を指示したとされる荷主とは別の輸入会社(東京)の指示で約3年前から始まり、伝票なども改ざんしていたが、ブロッコリーの偽装発覚後は中止しているという。
 ターミナル社によると、輸入会社は南米のエクアドル産バナナを毎週約10万箱(約1300トン)輸入し、ターミナル社と別の会社が2週間交代で荷役作業を担当。
 2001年10月、輸入会社から「前の週以前に別の荷役会社が陸揚げし、残っているバナナを陸送するので、一緒に出荷してほしい」と依頼された。数万箱がターミナル社の倉庫に運び込まれ、ターミナル社は担当の約10万箱と同じ日に入荷したように台帳に記載して出荷してきたという。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040814-00000063-kyodo-soci