2004年08月14日(土) 00時00分
磐梯熱海温泉の1旅館、風呂に井戸水使用(朝日新聞・)
温泉と誤解招く表記 郡山市の磐梯熱海温泉の旅館1軒が、風呂に温泉ではなく井戸水を使っていたことが分かった。旅館は温泉の成分表示はしておらず、利用者から入湯税も取っていなかったため違法性はないが、加盟する磐梯熱海温泉旅館協同組合のホームページなどには、風呂が天然温泉と誤解されかねない表記があった。同組合は「温泉と間違えられて当然の表記だった。心からおわびします」などと謝罪した。
同組合によると、この旅館は76年の開業以来、温泉ではなく加熱した井戸水を使っていた。立地場所が温泉の供給域から離れていたためだという。
しかし、同組合のホームページやパンフレットなどには、この旅館の風呂が温泉ではないというただし書きはなく、他の宿泊施設26軒と一律に紹介されていた。旅館のホームページにも、風呂の写真とともに、磐梯熱海温泉の歴史が記されるなど、誤解を招きかねない表記があった。
このため、同組合は12日、ホームページ上の旅館紹介に「温泉ではありません」とただし書きを付ける修正を行った。他の宿泊施設は温泉を適正に使用しているという。
(8/14)
http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=6101
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