2004年08月13日(金) 22時08分
100人に覚せい剤や大麻ネット販売、38歳男を逮捕(読売新聞)
インターネットの掲示板を使って覚せい剤などを密売したとして、石川県警は東京都新宿区西新宿、無職成田智宣容疑者(38)を覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで逮捕し、金沢地検は13日、金沢地裁に起訴した。
取引相手は全国で約100人に及び、県警はこのうち裏付けの取れた10人を同法違反などの疑いで逮捕した。
起訴状などによると、成田容疑者は今年6月1日、金沢市内の無職の男(27)(同法違反罪で起訴済み)に3万5000円を振り込ませ、覚せい剤約1グラムを宅配便で送った。
県警によると、成田容疑者は、覚せい剤4グラムを売りに出す場合には、インターネットの掲示板に「グラム4」などの隠語と、連絡先の携帯電話や電子メールのアドレスを書き込み、連絡してきた相手に代金を振り込ませた後、宅配便で覚せい剤や注射器、乾燥大麻などを送っていた。
取引相手の中には、50回以上も購入した顧客もおり、成田容疑者は今年だけで約1300万円の利益を上げていたという。県警は、密売を始めた時期や覚せい剤の入手ルートなどを調べている。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040813-00000415-yom-soci