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2004年08月12日(木) 00時00分

伊香保温泉偽表示問題で箱根町が現状確認 東京新聞

 群馬県の伊香保温泉などで、一部の旅館やホテルが水道水や井戸水を使用しながら天然温泉と偽って表示していたことが発覚、問題になっているが、県内を代表する箱根、湯河原の温泉場を抱える町では十一日、実態調査を始めるところも出てきた。

 箱根町の話では、箱根には五百二十本の源泉(二〇〇二年度調査)があり、箱根温泉旅館協同組合に百十一軒が加盟している。同組合では「すべて把握しているわけではないが、一軒だけ温泉を使っていない所がある。が、施設に併用されたところで温泉という表示はしていない」という。

 同組合では「他県で問題になっているので、近く会合を開いて実態調査をするかどうか検討する」とし、同町も「これまで不当営業の苦情などは聞いたことがないが、念のため確認している」と話している。

 湯河原温泉旅館協同組合には箱根と同じ百十一軒が加盟。ほとんどが温泉を使っているが、源泉から遠いことからタンクローリーで温泉水を運んで営業しているところが二、三軒ある。しかし、県に届けており、問題はない、とみている。

 また、一軒が沸かし湯だが、パンフレットも作っていない小規模旅館という。湯河原町によると、町内には九十本の源泉があり、日帰り施設などを含み計百四十三軒から入湯税を徴収している。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20040812/lcl_____kgw_____003.shtml