2004年08月12日(木) 19時30分
ライブドア、音楽CDをMP3に変換する有料サービスを停止(impress Watch)
写真:インプレス
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株式会社ライブドアは、ユーザーから送られた音楽CDをMP3ファイルに変換する有料サービス「livedoor エンコーダー」を、7月13日付けで停止した。
同サービスは、ユーザーから送付された音楽CDをライブドアがMP3へ変換し、CD-RやDVD-Rなどのメディアに記録。MP3を記録したメディアをユーザーに返送するというサービス。
4月30日にサービスを開始したが、5月12日に「システムメンテナンス作業」を理由に一時受注を中止。同21日よりサービスを再開したが、申し込みフォームに新たにデータ権利者への承諾を得たかを確認するチェックボックスが追加された。
この時点で同社では、「音楽CDのファイル変換作業は、基本的にデータの権利者様の承諾なしには、第3者の当事務局(livedoorエンコーダー)が行なうことができない。変換したデータを利用される本人により、権利者様へ事前に承諾を受けてほしい」として、同ページで日本レコード協会や日本音楽著作権協会、日本芸能実演家団体協議会などの代表窓口を紹介するなどしていた。
なお、7月13日以降、公式ページは「サービスを停止しました」というお知らせのみを掲載。同社はAV Watchの取材に対し、停止の理由やサービス再開の見込みについて「ノーコメント」としている。
□ライブドアのホームページ
http://www.livedoor.com/
□livedoor エンコーダーのホームページ(サービス停止のお知らせ)
http://encoder.livedoor.com/
□関連記事
【5月24日】ライブドア、音楽CDのMP3変換サービスを再開
−ユーザーによるデータ権利者への承諾が必要に
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040524/livedoor.htm
【5月6日】ライブドア、音楽CDのMP3変換代行サービス「livedoor エンコーダー」
−作業料は1枚199.5円で50枚単位。CCCDはサービス対象外
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040506/livedoor.htm(impress Watch)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040812-00000022-imp-sci