2004年08月11日(水) 13時01分
四万、藪塚温泉でも水道水=群馬(時事通信)
温泉街にある宿泊施設が水道水を沸かしただけの湯を温泉と偽るケースが相次いで発覚する中、群馬県藪塚本町の藪塚温泉と同県中之条町の四万温泉の4軒の業者が水道水を使用していたことが11日、分かった。
藪塚温泉では、温泉旅館組合に加盟している宿泊施設が5軒。うち2軒が、建て替えを契機に水道水の使用を始めるなどしていた。組合は同日、会合を開き、組合名から「温泉」の文字を外すほか、温泉宿とそうでないところが明確に分かるようにパンフレットなどを刷り直すことを決めた。
また、四万温泉協会では加盟している41軒のうち2軒が水道水を使用。この2軒は、客に対し風呂では温泉を使用していないことを説明した上で、入浴の際は公営温泉の利用を勧めていたという。2軒の宿泊施設とも同温泉協会のホームページ(HP)で紹介されているが、今後は、温泉を使用していない事実をHPでも記載する。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040811-00000986-jij-soci