2004年08月11日(水) 03時05分
<温泉疑惑>不当表示の疑い水上温泉で4軒 群馬県が調査へ(毎日新聞)
群馬県水上町内の一部宿泊施設が、水道水や井戸水を沸かした湯を使用しながら「温泉」と表示していた疑いがあることが10日、水上温泉旅館協同組合の調査で分かった。加盟する全30軒から聞き取り調査したところ、4軒のホテル・旅館で温泉を使用していないことが判明した。うち1軒では約2年前から温泉が使用できなくなったが、「温泉」を名乗り、そのまま入湯税を徴収していたという。同組合は町内の全宿泊施設に対象を広げ、引き続き調査する。また県も11日から、不当表示に当たるかどうかなどについて調査する。
一方、同県の伊香保温泉で、一部旅館が水道水やわき水を使用し「天然温泉」の表示などをしていた疑いについて、伊香保町は10日、同温泉旅館協同組合加盟の56軒について、源泉と水道水などの利用状況を公表した。水道水やわき水を利用していたのは7軒。ほかに源泉「白銀(しろがね)の湯」を今年6、7月に導入した施設が各1軒あった。県は7軒について11日、立ち入り調査する。【山田泰蔵、大貫智子】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040811-00000015-mai-soci