2004年08月11日(水) 00時04分
水上温泉でも水道、井戸水 旅館、ホテル3軒(共同通信)
群馬県の水上温泉で、ホテルや旅館計3軒が井戸水や水道水を加熱して使用していたことが10日、水上温泉旅館協同組合の調査で分かった。組合は「調査結果を県や町に報告し、対応を検討する」としている。
組合によると、3軒のうち1軒は組合内部の問題で2年前に温泉を使用できなくなり、水道水を使用していたが、館内には温泉の成分分析表を掲示するなど、天然温泉と誤解される表示をしていた。
2軒は、井戸水や水道水を加熱して使用していたにもかかわらず、温泉旅館協同組合に加盟していたという。
また同県の伊香保温泉で、一部の旅館などが水道水などを使用しながら天然温泉と偽って表示していた問題で、伊香保町は10日、56軒すべての温泉施設について、源泉の割合や入浴剤使用の有無などを調査する方針を決めた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040811-00000000-kyodo-soci