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2004年08月11日(水) 19時15分

不適切献血を輸血に使用 プログラムミス共同通信

 問診時の感染症チェックで献血を断るべきだった人の血液が、日赤のコンピューターのプログラムミスで誤って医療機関に出荷され、関東地方の2カ所の病院で輸血用に使われていたことが11日、明らかになった。
 日赤の出荷前の検査でエイズウイルス(HIV)やB型肝炎ウイルス(HBV)などは検出されておらず、保管検体からも検出されなかったため、汚染の危険性は低いという。日赤血液事業部の白戸恒勝部長は「推測だが、HIV検査目的の献血者の可能性が高い」と話している。
 日赤によると、献血されたのは8人分の18本の血液。8人は7月17日以降、献血前の問診で「不特定の異性と性的接触をもった」「エイズ検査で陽性と言われた」などの項目に「はい」と回答し採血を断られた。しかし今月8日までに再度訪れ、問診に「いいえ」と回答して献血した。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040811-00000166-kyodo-soci