2004年08月11日(水) 14時01分
作業服に名札着用=ガス検査装い1400万円詐取−61歳被告、関東5県で(時事通信)
茨城県土浦市で今年4月、ガス検査員を装って高齢者宅を訪問し、現金15万円をだましとったとして逮捕、起訴されたさいたま市大宮区三橋の無職北見勝弘被告(61)=公判中=が、埼玉や千葉県など関東5県で犯行を繰り返し、被害額が計123件で1436万円に上ることが11日、土浦署など県内6署の合同捜査班の調べで分かった。詐取した金は、生活費や遊興費に充てていたという。
調べでは、北見被告はガス検査員を装うため、上下の作業服を着て、胸には「LPガス保安センター」と書かれた名札を着けていた。主に郊外に住む高齢者宅を訪問し、「ガスの点検と集金に来ました」「ガス警報機が故障しているので、取り換えなければいけない」などと言葉巧みにだました。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040811-00000990-jij-soci