悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
調べでは、原沢容疑者は三月ごろから、高崎市内の出張エステ店を利用。知り合いになった同店経営者の生沢孝夫被告(24)の依頼で、県内に住む二十代男性の情報を調べ始めた。
男性と生沢被告の間には、店の利用をめぐるトラブルがあり、原沢容疑者は、男性が生沢被告の店の客として利用したモテルを「捜査」。男性が利用した乗用車のナンバーなどを聞き出し、勤務する駐在所の電話を使って県警本部に照会した。
登録者の男性を割り出し、戸籍がある宮城県内の町役場にも問い合わせ、男性の情報を得たという。原沢容疑者は、いずれの問い合わせの際も「捜査のため」と偽っていた。
県警は「警察官がナンバー照会する際、誰が利用したかについて記録しておりチェックできる」と話すが、「最初から『捜査のため』とうそをつかれては見破るのは難しい」と、チェック体制が完全ではないことを認めた。
今後、「背景を解明し、職業倫理を徹底する」としているが、事件は県警の信頼に大きなダメージを与えた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20040810/lcl_____gnm_____001.shtml