2004年08月09日(月) 18時24分
水道、井戸水を温泉と偽る 群馬県の伊香保温泉(共同通信)
名湯として知られる群馬県伊香保町の伊香保温泉で、数軒の業者が水道水や井戸水を使いながら温泉と偽って旅館やホテルを営業していた疑いがあることが9日、町などの調べで分かった。
町によると、伊香保温泉には56軒のホテルや旅館があるが、7軒は温泉をひいておらず、水道水などを加熱して使っていたとみられるという。うち2軒はホームページで温泉の使用を表示しており、町は各旅館とホテルに適正な表示を求めた。
関口俊二町長は記者会見し「大勢の皆さまの期待と信頼を裏切った」と謝罪した。
関口町長が経営する旅館でも、温泉の湯に着色するなどしていた。不正な表示はしておらず、客から尋ねられれば答えていたという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040809-00000163-kyodo-soci