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中国のハッカー組織が日本の官庁などのホームページに侵入、サイバー攻撃を加えているとされる問題で、この組織は先月28日ごろから、自分たちのホームページで日本攻撃を公然と呼びかけていたことがわかった。
「中国黒客(ハッカー)同盟会」と名乗るグループのホームページに、今回の攻撃に関する宣言文が掲載されている。それによると、日本だけでなく、台湾、米国の官庁や、ポルノサイト、反中国的な団体、軍事関係のコンピューターなども目標に挙げていた。
攻撃の動機は、尖閣諸島の領有権を主張する中国の民間民族主義団体のホームページなどが攻撃を受けたことへの「反撃」だと説明。「中国人として国家の統一と安全を守るため、国外のハッカーを攻撃する」とも主張している。
会員が集めた日本のコンピューターの認識番号であるIPアドレスを80以上紹介。首相官邸、総理府など中央官庁のほか、日本経団連など経済団体、大半の都道府県のホームページのアドレスも公開されていた。(08/07 00:16)