2004年08月06日(金) 19時26分
ダイオキシンが98%減少 焼却施設からの排出量(共同通信)
環境省は6日、一般廃棄物と産業廃棄物の焼却施設からの2003年(02年12月−03年11月)のダイオキシン排出量が、1997年(96年12月−97年11月)に比べ約98%減少したと発表した。
ダイオキシン排出源としては、ほかに小型焼却炉や金属製造など産業部門があり未集計だが、これらを含めても02年度末で97年に比べ総排出量9割削減という政府目標達成は確実としている。同省は「焼却施設の高性能化が進んだため」と分析している。
総排出量は、一般廃棄物焼却施設が71グラム、産業廃棄物施設が74グラムで合計145グラム。前年の635グラムと比較して77%、97年の6500グラムと比較して98%減少した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040806-00000202-kyodo-soci