2004年08月06日(金) 20時51分
顧客情報持ち出しは社員 阪急交通が懲戒解雇(共同通信)
約62万5000人分の顧客データが流出した問題で阪急交通社は6日、男性社員が社内コンピューターの端末から情報を抜き出して名簿あっせん業者に売却していたとして、この社員を懲戒解雇とし、小島弘社長ら役員5人を3カ月の減給処分にしたと発表した。
阪急交通社は業者に約100万円を支払い、流出データを買い戻したという。
同社によると、元社員は35歳で7月に解雇した。東日本営業本部支店統括部員だった昨年12月から今年1月にかけて数十回にわたり、同営業本部主催の旅行参加客の住所や氏名、電話番号などの情報を予約管理システムから抽出。東京と大阪の業者2社に自分から接触して数十万円で売却した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040806-00000233-kyodo-soci