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国内の牛海綿状脳症(BSE)対策を検証している食品安全委員会の意見交換会が4日、東京都内で開かれ、消費者団体などから全頭検査の継続を望む意見が相次いだ。同委員会専門調査会の報告書案で検査対象から若い牛を除外することを容認した点について議論が集中した。
業界・行政関係者や一般市民ら約220人が参加。同調査会座長の吉川泰弘・東大教授らが報告書案をまとめた経緯や、その概略を説明した後、業界関係者や消費者団体の代表ら9人が意見を述べた。
主婦や消費者団体のメンバー、肉牛生産者からは、全頭検査について「消費者の信頼感の確保になっている」「日本人にとって最低限の安全保障だ」などの声が続いた。
同調査会は、今後数回会合を開き、最終報告をまとめる予定だ。
(08/04 22:22)