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三菱ふそうトラック・バスは５日、クラッチ系統の欠陥がある大型車について、時速約７０キロを超えると運転席の右側で激しい振動が起き、左側からは大きな騒音が発生するとの実験結果を公表した。大型車の緊急点検を進めている三菱ふそうは、「予兆があったら直ちに車の使用をやめ、一刻も早く点検を受けて欲しい」と呼びかけている。
この欠陥では、クラッチハウジングの強度が不足しているため、走行中の振動でハウジングが破損。エンジンの回転を後輪に伝えるプロペラシャフトも脱落し、ブレーキ配管などを壊す恐れがある。
三菱ふそうによると、３日現在で対象車の５６．９％（４万２０１９台）が緊急点検を受けた。(08/05 20:30)