2004年08月05日(木) 03時14分
子供向け薬の安全な投与法、厚労省が明確化の方針(読売新聞)
医療機関で使われている医薬品の大半で、小児用の投与法が定められていない現状を見直そうと、厚生労働省は4日、小児向けの医薬品の用法・用量を明確にする方針を決めた。
2005年度概算要求案に対策費を盛り込み、5年間で約100種類の薬について安全な投与法を示す方針。
現在、国内で使われている医薬品の多くは、治験の難しさや採算性の面から、大人に対する用法や用量、効能しか示されていない。
同じ薬を小児に投与する場合には、個々の医師の経験に頼る形で、患者の体重や年齢に合わせて量や回数が決められており、患者や医療現場から「安全性を見極め、子どもの薬に関するルールを明確にしてほしい」との声が寄せられていた。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040805-00000401-yom-soci