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百貨店の丸井今井(本社・札幌市)は4日、釧路店(釧路市)でクレジットカードを使って買い物をした21人の個人情報が流出し、インターネットの通信販売で不正に利用されたと発表した。29件の不正利用のうち16件約145万円が契約に至り、大部分の商品が都内などに発送された。いずれのケースも代金請求前に発覚しており、カードの所有者に経済的被害は発生していないという。
同社によると、問題となったカードは釧路店で5月から7月にかけて利用された。カード利用の際、個人情報は保管用伝票に印字し、営業時間終了後に一括して金庫にしまっている。同社では社内から漏れた可能性が高いと見ている。
不正利用は、信販会社がネット通信販売で購入されたパソコンなどの納入先が都内だったことなどを不審に思い、発覚した。
ネット通信販売の場合、保管用伝票にあるカード番号や名前などを入力すれば買い物が出来る。不正利用がわかったカードについて、信販会社はカード番号を変更。丸井今井は所有者に事情を説明し、道警にも報告した。丸井今井は「社員教育を徹底し、お客様に関するセキュリティー強化に努めていく」としている。
(08/04 22:16)