2004年08月03日(火) 18時58分
<女性遺体放置>元新聞販売店従業員に懲役13年 東京地裁(毎日新聞)
東京都足立区の朝日新聞販売店従業員寮で1月、小出亜紀子さん(当時24歳)の遺体が見つかった事件で、殺人罪などに問われた元新聞販売店従業員、本間直人被告(24)に対し、東京地裁は3日、懲役13年(求刑・懲役15年)を言い渡した。菊池則明裁判長は「じわじわとなぶり殺しのごとく凍死させたうえ、遺体をハサミで傷つけるなど人間性を欠いた残虐非道な犯行」と述べた。
判決によると、本間被告は当時19歳だった交際相手の女(20)=公判中=と共謀、知人の小出さんを風俗店で働かせ金を取ろうとしたが拒否されたため、昨年12月から同区のアパートに軟禁した。約1カ月間、暴行を加え満足な食事を与えず衰弱させた末、凍死させ、遺体を段ボール箱に入れ、従業員寮に隠した。【坂本高志】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040803-00000070-mai-soci