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顧客3人から約1億1000万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われた南証券(前橋市、破産)元社長・平田浩一被告(38)の公判が3日、東京地裁で結審した。検察側は「被害者らが老後の生活のため、大事にためていた退職金など虎の子の資金をだまし取り、人生を大きく狂わせた。損害の多くは弁償されていない」と述べ、懲役13年を求刑した。判決は9月28日。
論告によると、平田元社長は他の被告と共謀し、99年2月〜12月、実体のない投資会社「グース・アンド・グリドアイアン(G&G)」の投資信託商品名目で「全額を償還する」「リスクがありません」と虚偽の事実を説明し、金をだまし取った。また、00年3月に東京都港区の同社分室で、顧客から預かって保管していた株券や証券約28億円分を横領したとされる。(08/03 12:00)