2004年07月30日(金) 00時00分
オレオレ詐欺 主犯に懲役5年(朝日新聞・)
東京の犯行グループによるオレオレ詐欺・恐喝事件で、恐喝罪などに問われた東京都杉並区大宮1丁目、無職石本直也被告(22)ら7被告に対する公判が29日、甲府地裁であった。川島利夫裁判長は「高齢者の心情につけこみ、役割分担するなど犯行は組織的で悪質だ」と述べ、主犯格の石本被告に懲役5年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。
川島裁判長は「石本被告は主導的役割を果たし、多額の利益を得ている点で最も刑事責任が重い」と述べた。
判決によると、石本被告らは昨年11月〜12月初旬、山口、山梨、岡山各県の居住者に無差別に電話をかけ、「息子が連帯保証人になっている。金を振り込まないと息子を痛い目に遭わす」などと脅し、計1360万円をだまし取った。
ほかの6被告はいずれも無職で都内在住。量刑は次の通り。
渡辺和成被告(21)、上端大輔被告(20)、上館一仁被告(22)=懲役4年(同5年)▽金子勝被告(20)、武士垣外哲也被告(20)=懲役3年6カ月(同5年)▽坂口隆志被告(22)=懲役2年執行猶予3年(同2年)
(7/30)
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=7539
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