2004年07月30日(金) 16時55分

サイト料金架空請求、東京と千葉の男を逮捕−−口座カード保管の疑い　／三重（毎日新聞）

　県警捜査２課などは２９日、インターネットの有料サイト利用料金をかたった架空請求事件に使われた銀行口座のキャッシュカードを保管していたとして、東京都北区西ケ原、職業不詳、中村俊一容疑者（５１）と、千葉市中央区千葉寺町、同、鈴木政吉容疑者（５３）を、盗品等保管の疑いで逮捕した。
　調べでは、中村容疑者らは４月上旬から下旬までの間、銀行口座がだまして開設されたものであることを知りながら、そのキャッシュカード１枚を保管していた疑い。
　このカードは、今年４月２０日に東京都国立市の男性会社員（２７）が、インターネットの有料サイト利用料金名目で四十数万円をだまし取られた架空請求事件に利用された口座のもの。これまでの調べで、鈴木容疑者が、千葉市中央区内の銀行で同額を下ろしたことが分かっている。自宅からは、複数のキャッシュカードが見つかっているという。
　調べに対し２人は「金ほしさからやった」と容疑を認めている。県警は、２人が、詐欺の実行犯に近い人物に依頼されて金を下ろしたとみて調べている。【鈴木顕】

７月３０日朝刊　（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040730-00000137-mailo-l24