2004年07月29日(木) 11時28分
冷却シートで窒息事故 赤ちゃんの使用に注意を(共同通信)
北海道で4月下旬、生後4カ月だった男児の額に張った熱冷まし用のジェル状冷却シートがずれて鼻や口をふさぎ、男児が窒息状態となって脳に重い障害が残る事故があったことが29日、国民生活センターの調査で分かった。
センターは同じような冷却シートで再び事故が起こる恐れがあるとして「自力でシートをはがせない赤ちゃんに使う場合、大人が目を離す時は一度はがすなど注意して」と呼び掛けている。
センターによると、使っていたのは子供用の冷却シート。男児は母親がシートを張った約1時間後、鼻と口をふさがれ呼吸停止状態で見つかった。病院に運ばれ命は取り留めたものの、低酸素性脳症となり、自力で歩けないなど重い障害が残る可能性が高いという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040729-00000088-kyodo-soci