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ソフトバンクBBは、社内ネットを通じてパソコン画面上に表示された顧客情報を印刷したり、コピーしたりできないようにする情報流出防止システムを今月導入した。同社が運営するインターネット接続サービス「ヤフーBB」の約450万人の契約者情報が外部に流出した事件を受けての改善措置。顧客の問い合わせを受け付けるコールセンターや営業部門など顧客情報を日常的に扱う部署に取り入れた。
利用するのは野村総合研究所が米ソフト会社の代理店として販売するソフトウエア。顧客情報流出事件では容疑者が450万人分の顧客情報が入ったCDを所有していた事実が分かっているが、今回のシステムは、フロッピーディスクやCD−Rといったあらゆる記憶媒体への個人情報のコピーを防ぐ。また、パソコンへのダウンロードもできない。
野村総研によると、現在、大量の顧客情報を扱う金融・情報サービス会社などがシステム導入を検討しているという。
(07/28 07:55)