2004年07月28日(水) 22時42分
ハウス食品のレトルトカレーにゴム破片、自主回収(読売新聞)
ハウス食品は28日、同社のレトルト食品「かりー屋カレー大辛」の一部に、製造ラインの洗浄作業で使用したゴム手袋の破片が混入している可能性があるとして、商品の自主回収を始めたと発表した。
ハウス食品によると、手袋片の混入の疑いがあるのは、6月8日に同社静岡工場で製造された二十数万個のうちの数個程度。同4日の製造作業終了後、従業員が製造ラインを洗浄、点検中に、使用したゴム手袋の片方をタンク内に置き忘れたことに気づかず、同8日に製造ラインを稼働させたという。回収対象の二十数万個の商品は、賞味期限が「2006・6・8/B」と表示されており、主に近畿、中国地方に出荷された。
7月12日以降、「カレーにゴム片のようなものが入っている」との問い合わせが3件続き、同社で調査したところ判明。同社では、「手袋片は数センチ四方程度の大きさと考えられ、気づかずに食べてしまうことはない。万が一食べても材質に毒性はない」としている。(「かりー屋」の「か」は口へんに加、「りー」口へんに厘)(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040728-00000317-yom-soci