2004年07月27日(火) 08時30分
最古の地下大金庫を一般公開、日銀が来月3日から(読売新聞)
100年以上使用された日銀旧館の地下大金庫が、初めて一般公開される。金の延べ棒の複製品も展示される
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日本銀行は、東京・日本橋の本店で6月末まで使っていた同行最古の地下大金庫を、8月3日から、初めて一般公開する。
日銀旧館のシンボルである緑色のドーム状の屋根の真下の地下にある大金庫は、1896年(明治29年)、旧館建設と同時に設置され、100年以上にわたって現金や有価証券を保管してきた。現在は複数の金庫があるため、日銀では、中央銀行の業務を広く知ってほしいと、地下大金庫を公開することにした。
広さ約1400平方メートルの大金庫は、厚さ約90センチの鉄製扉で外部と隔てられている。鉄格子付きの扉で守られた内部の部屋には、見学者用に再現された日本銀行券(お札)の見本の束1400億円分や金の延べ棒の複製品21本が積み上げられている。見学は無料だが、予約する必要がある。
希望者は日銀情報サービス局(03・3277・2815)へ。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040727-00000501-yom-bus_all