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同社は３月に懲戒解雇した姫路営業所の５０代の元男性社員が顧客リストを持ち出した可能性があるとして、姫路署に窃盗の被害届を提出した。
同社によると、３月３１日、同営業所に男性の声で「姫路営業所の社員から顧客リストを受け取った」と電話があり、解雇された元社員が担当していた顧客のリスト（全３６ページ）のうち１枚がファクスで届いた。ファクスには、顧客１０人分の氏名や住所、契約内容などが書かれていた。
元社員は最大で姫路市と同県加古川市などの約４００人分の顧客リストを持っていたという。
元社員は昨年６月に姫路営業所に入社。今年３月から無断欠勤が続いたため同月末、懲戒解雇された。同社は個人情報が流出した可能性がある顧客に電話などで謝罪したという。
(07/27 14:22)