2004年07月26日(月) 19時47分

＜大阪＞ブロッコリー産地偽装は元課長が主導（朝日放送）

大阪市の第３セクターがブロッコリーなどの産地を偽装して出荷していた問題で、偽装は、当時の担当課長が主導し、部下に指示していたことがわかりました。

大阪市の第３セクター「大阪港埠頭ターミナル」は、２年前の２月、中国産のブロッコリーをアメリカ産に混ぜるよう下請け会社に指示し、あわせて２６トンを出荷したとされています。その後の会社側の調査などで、当時の青果事業部の課長が、産地を偽装する指示をしていたことがわかりました。倉庫で保管中のアメリカ産が傷んだことから、「中国産はないんか」と部下に聞き、「混ぜるしかしゃあないな」などと指示したということです。

偽装には、この元課長と、部下と上司あわせて４人が関与したとみられ、大阪府警はすでに、元課長らから事情を聴いており、近く不正競争防止法違反の疑いで、強制捜査に入る方針です。（朝日放送）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040726-00000008-abc-l27