2004年07月26日(月) 00時00分
大型観光バス出火/三菱ふそう製出火した松江市交通局の大型観光バス。焼けたタイヤ付近を調べる県警の高速道路交通警察隊員=松江市東津田町で(朝日新聞・)
松江市交通局
リコール部品交換済み 25日午前9時25分ごろ、安来市佐久保町、山陰自動車道上り線の安来料金所近くで、走行中の松江市交通局の大型観光バスから出火し、タイヤの一部が焼けた。乗客人と運転手、添乗員にけがはなかった。
県警高速道路交通警察隊によると、車体から煙が出ているのを運転手が見つけ、停車して調べたところ、左側後輪付近から出火しており、消火器で消し止めたという。県警が原因を調べている。同市交通局によると、バスはこの日午前9時に松江市を出発し、日帰り旅行に行く途中だった。
このバスは、94年製造の三菱ふそう製で同市営バスとして64万4700キロを走行している。今年3月、フロントハブに亀裂が入る欠陥の恐れがあるとしてリコールが国土交通省に届けられ、今月15日にあった同社の緊急点検で部品を交換したという。
同市交通局によると、市営バス66台のうち同社製は48台あり、27台が同様のリコール対象車だった。同市は、同部品でリコールが予想されたため、事前に点検して部品の取りかえなどをしたうえで、今月1日から順次、緊急点検を受けていたという。市交通局では「これまで欠陥が原因とみられる事故はなかった」としている。
(7/26)
http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4281
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