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同劇団は地区内の自治会役員、民生児童委員、福祉委員、子供会世話人ら八人で今月初め設立。杉田座長が被害防止の教訓を盛りこんだ寸劇「おれおれ詐欺物語」の脚本を書き、練習を重ねてきた。悪徳商法対策では同市消費者協会などでも同様の啓発劇を行っているが、「地域住民自らが被害防止に立ち上がり、劇活動に取り組むのは珍しいケース」(同市地域振興課)という。この日は百人以上の高齢者や鈴木市長を前に発表した。
劇は詐欺に引っかかりそうになった「およねお婆さん」が犯人のもとへ送金する寸前、お嫁さんの機転で被害を免れるという筋立て。舞台セット、衣裳、音声効果にも凝って、舞台狭しと熱演を繰り広げ、鈴木市長も「被害の実情が身近に感じられ、大変に効果的では」と“演技力”を高く評価。会場から大きな拍手を浴び、杉田座長は「来演依頼が今後来るようなら、ボランティアで参上します」と、張り切っていた。 (正木徹)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/siz/20040726/lcl_____siz_____001.shtml