2004年07月26日(月) 12時46分
起訴事実、全面的に認める 「ヤミ金帝王」梶山被告(共同通信)
指定暴力団山口組系五菱会(現在は二代目美尾組)のヤミ金融事件で、出資法違反、組織犯罪処罰法違反の罪に問われた元幹部梶山進被告(54)の公判が26日、東京地裁(飯田喜信裁判長)で開かれ、梶山被告はこれまで認否を留保していた分を含め14件の出資法違反や組織犯罪処罰法違反の起訴事実を全面的に認めた。
その上で、出資法違反について「具体的な貸し付け状況は各店長に任せており、その方法までは分からない」と述べた。
梶山被告が認めた起訴事実には、この日初めて審理された海外の金融機関を舞台にしたマネーロンダリング(資金洗浄)も含まれる。
起訴状などによると、「ヤミ金の帝王」と呼ばれた梶山被告は2001年10月−02年12月の間、東京都豊島区内で経営する貸金業3店で、延べ13人の顧客から法定利息を大幅に超える約414万円の利息を受け取るなどした。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040726-00000072-kyodo-soci