2004年07月24日(土) 10時40分
世界の食品大手が脱フロン コカ・コーラやマック(共同通信)
コカ・コーラ、マクドナルド、ユニリーバという世界的な食品メーカー3社が、温室効果の高い代替フロン、ハイドロフルオロカーボン(HFC)を冷媒に使った冷蔵庫や自動販売機などの利用を、世界的にやめることを決めた。関係者が24日までに明らかにした。
コカ・コーラは、大量の飲料消費が予想されるアテネ五輪を前に、HFCを利用した自販機などを新たに購入しない「脱フロン宣言」をする方針で、近く正式発表する。
冷媒用HFCの主要ユーザーの一つだった食品や飲料関連分野で、脱HFCが大きく進むことになる。
日本コカ・コーラによると国内の自販機台数は約98万台。多くでHFCを使っているという。また、国内に約3000以上の店舗を持つ日本マクドナルドはこれまで「冷凍機器メーカーのノンフロン化商品がなく、メーカーの対応待ち」としてきた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00000049-kyodo-soci