2004年07月24日(土) 19時31分
「寝ていた」と関与否定 早川被告から事情聴取(共同通信)
警察庁長官銃撃事件で警視庁は24日午後、銃撃の現場指揮役として浮上していたオウム真理教元幹部早川紀代秀被告(55)=死刑判決で上告=を、東京拘置所で任意で事情聴取した。早川被告は、犯行時間帯には「どこかで寝ていた」と事件への関与を否定した。
警視庁によると、早川被告は事件のあった1995年3月30日午前8時半ごろの行動について「東京都港区六本木のホテルにチェックインしようとしたが、満室で断られた。どこかで寝ていた」と供述、具体的にどこにいたかは明らかにしなかったという。
早川被告をめぐっては、犯行前日の同年3月29日午後11時ごろ、現場の東京都荒川区南千住のマンション敷地内で目撃され、当日は犯行の約1時間後に、現場から南東に約3・5キロ離れた墨田区の高層マンションにいるのを目撃したとの証言があり、警視庁は事件への関与を追及している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00000146-kyodo-soci