2004年07月24日(土) 22時02分
<警察庁長官狙撃>早川被告、関与を否定 捜査本部が聴取(毎日新聞)
国松孝次・警察庁長官(当時)狙撃事件で、警視庁南千住署捜査本部は24日、オウム真理教(アーレフに改称)の元「建設省」大臣、早川紀代秀被告(55)=殺人罪などで死刑判決・上告中=から任意で事情聴取した。捜査本部は、早川被告が現場で指揮していた可能性があるとみているが、同被告は「関与しておりません」と話したという。
捜査本部は、東京拘置所で早川被告から事件が起きた95年3月30日朝の足取りなどを約3時間、聴取した。早川被告は事件発生時は「(都内の)どこかで車の中で寝ていた」などと話し、関与を否定した。具体的な場所や車の所有者などについてはあいまいだったという。
教団元信者で警視庁元巡査長、小杉敏行容疑者(39)は、事件前日の29日に早川被告とみられる男から電話で「手伝って欲しい」と言われた▽事件当日現場にいたのは、早川被告に似た男ら計6人だった——と供述している。
一方、早川被告は事件前日の29日午後11時ごろに現場付近で、事件の約1時間後には足立区内で目撃されている。(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040725-00000086-mai-soci